下らない

道に迷ってルートを見失い遭難してしまった場合の原則は、「下らない」「むやみに動き回って体力を消耗させない」ことです。

山で道を失ってしまった場合、人間の本能でどうしても下へ下へと下ってしまいます。

しかし山では、下ると沢筋に降りてしまう可能性が非常に高いです。そして沢には滝がつきもので、いつしか脱出不可能な地点まで追い詰められてしいます。また沢に降り立たなかったとしても、裾野というものは非常に広大で脱出は難しいものです。

ルートを見失った場合は、元いた場所まで戻る。戻れない場合は無闇に動き回らず体力を温存する。決して下らない。遭難時の原則として頭に入れておきましょう。

道に迷い遭難するも、落ち着いて対処し助かった事例

ガスに巻かれルートを見失い遭難。闇雲に下り、普通なら死んでいたであろう事例

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