遭難回避の3大原則

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1.自分(たち)の能力を過小評価する

 ・・・衰え行く体力というものは、かななか自覚できないものです。常に自分たちの実力を過小評価して、計画を立てるようにしましょう。

コースの技術的な難易度、歩行時間の長さ、背負える装備の量・・・。自分の限界は、思ったよりも下にあります。

また、「自分たち=パーティー」の実力は、「一番弱い人」の実力です。自分の技術・体力を基準にして計画を立てるのは危険です。


2.危険を予測する

 ・・・登山はもちろん楽しむためにするものですが、計画段階はもちろん、行動中も常に頭の片隅で『ここにはどんな危険がありうるか』を予測しましょう。


3.金で買える安全は買う

 ・・・濡れても体温を奪わず動きやすい登山用ウェア、防水透湿性雨具、LEDのヘッドランプetcの登山用装備。夜行日帰りより1泊2日。鈍行より特急。

気合と体力でしのげるのは、若いうちだけ。もう若くない我々は、金で買える安全なら積極的に買いましょう(笑)。


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