道を譲らない:カテゴリー

道を譲らない

特に中高年の団体の方に多いのですが、登山中に道を譲らないパーティーがまれにあります。他の登山者から白い目で見られているのですが、ご当人方は「旅の恥はかき捨て・・・」なのでしょうか、全く気にする様子がありません。

あなたは山で、こんなマナー違反をしていませんか?

★下りなのに我が物顔に登山道を歩く

★ペースが遅く後ろが渋滞しているのに、道を空けない

★追い越されると、「山の楽しみ方を知らない!」「ああいうのが事故を起こすんだ」など悪態をつく

★追い越されるとき、ザックを登山道側に向けて立っている

★ストックをふりまわす


全て管理人が山で経験したことです。

登りのときにたびたび立ち止まってしまうと、ペースがつかめず疲労感も倍増してしまうので、山では「登りの登山者優先」が原則です。下から登ってくる人がいれば、ザックを山側に向けて(すれ違う人にザックがぶつからないように)道を譲るのが、登山中のマナー。「どうぞ」と気持ちよく道を空けてあげましょう。

また、バテている人がいて登りのペースが遅い場合でも、せかすことなく「頑張ってください」「ゆっくりどうぞ」などと、声をかけてあげてください。こういう『大人の余裕』は、気持ちがいいですよね。

ただし、「登りの登山者優先」は原則であって、規則ではありません。メンバーがバテていてペースが遅い場合などは、迷惑をかけないために、登りであっても当然自分のパーティーが道を譲るべきです。

お互いに譲り合いの精神を持って、気持ちのよい登山をしましょう。



Page: 1
フィード