登山のマナー│街の常識は山の非常識?


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 「ゴミ箱にごみを捨てるのは当たり前でしょう?」「食器は洗わないと不潔じゃない!」… いやいや、街の常識は山の非常識、ということがあるのです。

登山は老若男女を問わず楽しめる娯楽として、すっかり定着した 感があります。が、登山の一般化とともに、残念ながら山の常識・マナーをわきまえない 登山者も増えてきたように思います。

街の常識が山の非常識になることもあります。 気持ちよく登山を楽しむために、もう一度登山のマナーを確認してみましょう。


登山のマナー│街の常識は山の非常識?

落書きをする

rakugaki.jpg山での落書き問題・・・。管理人は理解に苦しむのですが、山小屋のトイレ、非難小屋などに「何々山登頂記念」などの落書きをしていく人がいます。記念の思い出帳の代わりなのでしょうか。中にはご丁寧に、名前や所属団体まで書いていく人が・・・。恥をさらしているのに気付かないのでしょうか?

さらに悪質な例ですが・・・

●白神山地のある尾根沿いのブナの木に2kmにわたり、鉈のような刃物による損壊が見つかったそう。木々にはその地点の標高が漢数字で刻まれていたほか、なにかカタカナなどが刻まれていたらしい。周囲には登山ルートがなく、かなり山慣れした人物の犯行と思われる、との事。

●世界文化遺産の島安芸の宮島、弥山登山道脇の樹木に赤ペンキで印を付けたり、登山道脇の岩石に3メートル間隔で赤ペンキで矢印を付けられた・・・

●五竜~鹿槍間の登山道に黄色いペンキで「もう少しがんばれ○○大学」と、あちこちの岩に・・・

●富士山登頂時に、喜びのあまり、興奮して噴火口近辺の岩石に名前を彫る・・・

理解に苦しむとしか、言いようがありません。

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