コラム:カテゴリー
ひざ用のスポーツサポーターは・・・いいです!
登山中、特に長い下りで膝がカクカクと笑ってしまったりしませんか?登山をしたあとは数日、町でも膝が痛んでちゃんと歩けないとか。
私もご多分に漏れず膝が笑ってしまう派だったのですが、ひざ用のサポーターを使うようになってからはびっくりするぐらい楽になりました。
そもそも私がバリエーションルートのハードな山から身を引いたのは、バイクの事故でひざを悪くしてしまったためなのですが、事故後は特に長い下りがてきめんひざに来るようになってしまいました。
そこで医者の山仲間に「とにかく黙って使ってみろ!」と無理やり薦められ、半信半疑でひざ用のスポーツサポーターを使い始めたのですが、これが予想に大きく反して、実に具合がいいのです。
特に登山用のヒザサポーターではありませんが(スポーツ全般対応です)、ひざをしっかりとホールドしてくれるので、特に下りで抜群の効果があります。ちょっとバランスを崩しても楽に踏ん張って体勢を立て直せるので、安心感がたまりません(笑)。
登山で使うなら、前後左右4方向のグラつきに対応するハードタイプで。ちょっとゴツイ感じで、初めて山へ持って行ったときは大げさに感じたものですが、装着してみると軽くてフィット感もよく気になりません。
体育会系の大学ワンゲルで育った私には、サポーターは『弱さの象徴』という偏見があったのですが(すみません・・・)、もう若くはない今では、登山に欠かせない相棒になっています。
ベルクロでひざにとめるだけなので装着も簡単ですし、夏場でも思ったよりむれることもなく、特に体力・脚力に自信のなくなった方にはぜひお勧めしたいアイテムです。
管理人お勧め・ひざ用サポーター
私もご多分に漏れず膝が笑ってしまう派だったのですが、ひざ用のサポーターを使うようになってからはびっくりするぐらい楽になりました。
そもそも私がバリエーションルートのハードな山から身を引いたのは、バイクの事故でひざを悪くしてしまったためなのですが、事故後は特に長い下りがてきめんひざに来るようになってしまいました。
そこで医者の山仲間に「とにかく黙って使ってみろ!」と無理やり薦められ、半信半疑でひざ用のスポーツサポーターを使い始めたのですが、これが予想に大きく反して、実に具合がいいのです。
特に登山用のヒザサポーターではありませんが(スポーツ全般対応です)、ひざをしっかりとホールドしてくれるので、特に下りで抜群の効果があります。ちょっとバランスを崩しても楽に踏ん張って体勢を立て直せるので、安心感がたまりません(笑)。
登山で使うなら、前後左右4方向のグラつきに対応するハードタイプで。ちょっとゴツイ感じで、初めて山へ持って行ったときは大げさに感じたものですが、装着してみると軽くてフィット感もよく気になりません。
体育会系の大学ワンゲルで育った私には、サポーターは『弱さの象徴』という偏見があったのですが(すみません・・・)、もう若くはない今では、登山に欠かせない相棒になっています。
ベルクロでひざにとめるだけなので装着も簡単ですし、夏場でも思ったよりむれることもなく、特に体力・脚力に自信のなくなった方にはぜひお勧めしたいアイテムです。
山での『強さ』
登山の体力について、よく『彼は強いよ』などと表現しますが、下界での体力の強さと、山での体力の強さは必ずしも一致しません。たいていの場合は一致するのですが、なぜか例外もけっこうあるのです。
私の大学時代の話ですが、山でもの凄く強い先輩がいました。どんなにハードな行程でも、とにかくバテない。夏合宿などで40キロのキスリングを担いでいても、一人だけ涼しい顔をして飄々としているような人でした。
でもこの先輩、普段のトレーニングではからきしなのです。マラソンをしても、いつもビリ。『何であの人に山で負けるのだ??』と、私などいつも思っていたものです。
ところがこれと正反対の例がありまして、私がガイド活動をしていたころの話です。夏の遠足登山で北アルプス縦走する、とある中学校があるのですが、私もガイドとして生徒達を引率をしていました。
その中で、バテにバテて自力下山できなくなってしまった子がいたのですが、聞けばバスケットボール部のエースで、特に体力のあるはずの子でした。
結局横尾まで担いで下ろし、そこから車で上高地まで下山させたのですが、上高地に付く頃にはピンピン。プライドが傷ついたのでしょう、他の生徒を迎えたときは泣いていました。
他にも、下界での『スポーツの体力』と『登山の体力』が必ずしも結びつかない例はいくつも見ました。
どうしてなのかはわかりませんが、運動生理学的に筋肉の質とか、体が高度に順応しやすい体質かどうかなど、原因はいくつかあるのだと思います。
不思議なものです・・・。
私の大学時代の話ですが、山でもの凄く強い先輩がいました。どんなにハードな行程でも、とにかくバテない。夏合宿などで40キロのキスリングを担いでいても、一人だけ涼しい顔をして飄々としているような人でした。
でもこの先輩、普段のトレーニングではからきしなのです。マラソンをしても、いつもビリ。『何であの人に山で負けるのだ??』と、私などいつも思っていたものです。
ところがこれと正反対の例がありまして、私がガイド活動をしていたころの話です。夏の遠足登山で北アルプス縦走する、とある中学校があるのですが、私もガイドとして生徒達を引率をしていました。
その中で、バテにバテて自力下山できなくなってしまった子がいたのですが、聞けばバスケットボール部のエースで、特に体力のあるはずの子でした。
結局横尾まで担いで下ろし、そこから車で上高地まで下山させたのですが、上高地に付く頃にはピンピン。プライドが傷ついたのでしょう、他の生徒を迎えたときは泣いていました。
他にも、下界での『スポーツの体力』と『登山の体力』が必ずしも結びつかない例はいくつも見ました。
どうしてなのかはわかりませんが、運動生理学的に筋肉の質とか、体が高度に順応しやすい体質かどうかなど、原因はいくつかあるのだと思います。
不思議なものです・・・。
腕を切り落として生き延びたロッククライマー
2003年にあった実話です。
アメリカのあるクライマーの、遭難からの生還話なのですが、概要はこんな感じです。
1)Tシャツと短パンで狭い峡谷を登っている最中に、右手のひじから先が数百キロの岩の下敷きに
2)そのまま5日間救出を待つ。3日目には持参した水もなくなる。
3)5日目についに決断し、ポケットナイフで右手を切断、その後、20数メートル絶壁を降りて10キロ強歩いたところで救出隊に見つけられる。
私は勝手に、生き延びるための不屈の意志を持った方なのだろうと想像していたのですが・・・実際は違うようです。
なんと彼は、『あまりに体が頑強なので、心が萎えてしまっても死なない。よって生き延びた』ということだったのだとか・・・。
詳しくはこちらを読んでいただきたいのですが、自分の切り落とした腕を『記念撮影』したり、あまりのタフネスぶりに、不謹慎ながらも大笑いしてしまいました。
いや~、世の中にはこんな人もいるんですね~。
アメリカのあるクライマーの、遭難からの生還話なのですが、概要はこんな感じです。
1)Tシャツと短パンで狭い峡谷を登っている最中に、右手のひじから先が数百キロの岩の下敷きに
2)そのまま5日間救出を待つ。3日目には持参した水もなくなる。
3)5日目についに決断し、ポケットナイフで右手を切断、その後、20数メートル絶壁を降りて10キロ強歩いたところで救出隊に見つけられる。
私は勝手に、生き延びるための不屈の意志を持った方なのだろうと想像していたのですが・・・実際は違うようです。
なんと彼は、『あまりに体が頑強なので、心が萎えてしまっても死なない。よって生き延びた』ということだったのだとか・・・。
詳しくはこちらを読んでいただきたいのですが、自分の切り落とした腕を『記念撮影』したり、あまりのタフネスぶりに、不謹慎ながらも大笑いしてしまいました。
いや~、世の中にはこんな人もいるんですね~。